カラーコンタクト度あり安全な選び方と眼科受診の重要性

カラーコンタクト度ありを安全に使うための完全ガイド

度ありカラコンを「デザインだけ」で選ぶと、失明につながる角膜潰瘍になる人が後を絶ちません。

📋 この記事の3つのポイント

承認番号が安全の第一条件

「高度管理医療機器承認番号」がないカラコンは国の安全基準を満たしていない可能性があります。パッケージで必ず確認しましょう。

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眼科受診が前提

度数・ベースカーブ(BC)を自己判断で選ぶと角膜を傷つけるリスクが高まります。眼科でのフィッティング検査が原則です。

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構造と含水率を確認

色素が目に直接触れない「サンドイッチ構造」と自分の目に合った含水率のレンズを選ぶことが、長期的な目の健康を守る鍵です。


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カラーコンタクト度ありが「医療機器」である理由と承認番号の見方

 

度ありカラーコンタクトは「おしゃれグッズ」ではなく、れっきとした医療機器です。2009年以前はカラコンが「雑貨」として販売されていたことをご存知でしょうか。当時は安全性チェックなしで流通できたため、着色剤の溶出や酸素不足による眼障害が急増し、社会問題になりました。その後、厚生労働省が薬機法を改正し、カラコンを「高度管理医療機器」に分類。これにより製造・販売・輸入のすべてに国の審査が義務づけられました。

この経緯を踏まえると、安全なカラコンの見分け方は明快です。パッケージに「高度管理医療機器承認番号」が記載されているかどうかを確認するだけです。この番号は、厚生労働省が承認した安全な製品の証明であり、「30200BZX00117000」のような形式で記載されています。通販で購入する場合は商品説明欄に記載があるか確認しましょう。

確認ポイント 安全な製品 要注意な製品
高度管理医療機器承認番号 ✅ 記載あり ❌ 記載なし
販売業許可 ✅ 取得済み ❌ 不明
製造方法 ✅ サンドイッチ構造 ⚠️ プリント製法
販売ルート ✅ 国内正規品 ⚠️ 個人輸入品

承認番号が条件です。番号がないものは、着色剤が目に溶け出す「プリント製法」のレンズである可能性が高く、角膜への毒性リスクがあります。国民生活センターの調査(2008年)では、承認されていないカラコンによる眼障害は、承認品と比べて「高い割合で発生している」と報告されています。

また、販売店側にも「高度管理医療機器等販売業の許可」が必要です。インターネットで購入する際は、サイト内に販売許可番号が明記されているかを確認してください。承認番号と許可番号、両方を確認するのが基本です。

参考:カラーコンタクトレンズの安全性|独立行政法人国民生活センター(承認品・非承認品の眼障害リスク比較データあり)

カラーコンタクト度ありで必須のベースカーブ(BC)と度数の正しい選び方

度ありカラコンを選ぶとき、多くの方がまずデザインと度数だけを気にします。しかし、見落としがちな「ベースカーブ(BC)」こそが、目への影響が大きい重要なパラメータです。

BCとは、レンズの内側のカーブの曲がり具合を示す数値のことです。単位はミリメートル(mm)で表され、日本人の平均は「BC 8.6〜8.7mm」程度とされています。ただし、この数値は個人差があり、眼科での実測が必要です。

BCが合っていないとどうなるか。レンズが小さすぎる(BCが小さすぎる)と角膜を強く圧迫し、血管新生や酸素不足を引き起こします。逆にBCが大きすぎると、レンズが目の上でずれやすくなり、目をこするたびに角膜に傷がつくリスクがあります。BCは大きすぎても小さすぎてもNGということですね。

度数(PWR)の自己判断も非常に危険です。メガネの度数とコンタクトの度数は異なる計算式で求めます。たとえば、メガネの度数が-3.00Dの場合、コンタクトレンズの推奨度数は-2.75D前後になることが多く、完全にイコールではありません。この差を無視して購入すると、常に眼筋が過剰に緊張し、慢性的な頭痛や視力低下を招くことがあります。自己判断で度数を選ぶのはNGです。

  • BC(ベースカーブ):眼科で実測した数値のみを使用する
  • PWR(度数):メガネの度数をそのまま流用しない
  • DIA(レンズ直径):目の大きさに対して大きすぎないか確認する
  • 着色直径:13.8mm以下が目に優しいとされる(大きすぎると酸素不足になりやすい)

「前に測ってもらったデータがある」という方も注意が必要です。眼球のカーブは加齢や体調によって変化します。少なくとも年に1度は眼科で再測定することが原則です。

参考:コンタクトレンズのベースカーブ(BC)とは?|アキュビュー公式(BCが合わないと起こる症状を詳しく解説)

カラーコンタクト度ありの安全性を高める「サンドイッチ構造」と含水率の選び方

承認番号の確認が済んだら、次に見るべきはレンズの「製造方法」と「含水率」です。これが目には見えない部分で、装用の快適さと安全性を大きく左右します。

カラコンの着色方法は主に3種類あります。

製法 安全性 特徴
サンドイッチ製法 ⭐⭐⭐ 最高 2枚のレンズで色素を挟む。色素が目に触れない
ラップイン製法 ⭐⭐ 中 色素をレンズ外層で包む。比較的安全
プリント製法 ⭐ 低 色素をレンズ表面に印刷。色落ちのリスクあり

サンドイッチ製法の最大のメリットは、着色剤が2枚のレンズに完全に内包されているため、色素が目に直接触れないことです。カラコンの色素にはチタンや鉄などの金属成分が含まれていることがあり、直接角膜に触れると炎症の原因になりえます。サンドイッチ構造なら問題ありません。

続いて含水率について説明します。含水率とは、レンズに含まれる水分の割合(%)のことです。

  • 高含水レンズ(50%以上):レンズが柔らかく装用感が自然。ただし長時間装用で目の水分を奪いやすく、ドライアイの方には不向きな場合も
  • 低含水レンズ(50%未満):乾燥しにくく長時間の装用に向いている。ドライアイ気味の方におすすめ

カラコンはレンズ自体が着色されているため、透明なコンタクトと比べて酸素透過率が低くなりやすい傾向があります。これは意外ですね。そのため、酸素透過率(Dk/t値)が高い素材のレンズを選ぶことも重要です。最近ではシリコーンハイドロゲル素材を使ったカラコンも登場しており、従来のヒドロゲル素材と比べて酸素透過率が格段に高い製品も増えています。

装用感に不安がある方は、まず1day(1日使い捨て)タイプのサンドイッチ構造レンズを試すのが無難です。ケア不要で細菌リスクが低く、初心者にとって最も安全性が高い選択肢といえます。

参考:カラコンのサンドイッチ製法とは?安全性や見分け方を解説|モアコン(各製法の詳細と見分け方を図解で解説)

カラーコンタクト度あり使用前に必ず行う眼科受診の流れと費用

「眼科に行くのが面倒」「処方箋がなくても通販で買えると聞いた」という方は多いでしょう。確かに薬機法上、カラコンの購入に処方箋の提出は義務化されていません。しかし眼科受診をスキップすることのリスクは、非常に大きいです。

独立行政法人NITEの調査(2008年)では、カラコンで眼障害を起こして眼科を受診した98人のうち、購入前に眼科で診断を受けていなかった人が99%(83/84人) に上りました。つまり眼障害を起こした人のほぼ全員が眼科を受診せずに使っていたということです。これが現実です。

眼科受診の大まかな流れは以下の通りです。

  1. 問診:目の症状や生活環境をヒアリング
  2. 視力検査・眼圧測定:現在の視力とBC値を実測
  3. 眼障害の有無チェック:カラコン装用に問題がないか確認
  4. フィッティング検査(希望する場合):試着して装用感・位置を確認
  5. 処方データ受け取り:BC・度数・DIAの正確な数値を把握

費用の目安として、保険適用の初診検査であれば自己負担は1,000〜3,000円程度が一般的です。仮にこれをケチって、BCが合わないレンズを使い続けた場合、角膜に傷がつき、治療費として数万円以上の出費が発生することもあります。眼科受診が条件です。

なお、カラコンの使用が認められないケースもあります。角膜の炎症・感染症・重度のドライアイ・ぶどう膜炎などがある場合、医師が装用不可と判断することがあります。自己判断では気づけない疾患が見つかることもあるため、眼科受診には大切な意味があります。

受診後は、眼科で確認したBC・度数のデータをもとに、国内正規品を扱う信頼できるネット通販で購入するのがコストと安全のバランスが良い方法です。眼科受診→データ確認→正規品通販で購入、この3ステップだけ覚えておけばOKです。

カラーコンタクト度ありを安全に使うための装用時間とケア方法

安全なカラコンを正しく選んだとしても、使い方を間違えると目に深刻なダメージを与えます。特に「装用時間のルール」と「ケア方法」は、トラブルの大きな原因になります。

カラコンの1日あたりの推奨装用時間は、最長8〜10時間が目安です。透明なコンタクトと比べてカラコンは酸素透過率が低い傾向にあるため、角膜に届く酸素量がより少なくなります。長時間装用は角膜内皮細胞を減少させる原因になります。

角膜内皮細胞は、角膜の透明度を保つ重要な細胞です。正常値は約3,000個/mm²とされていますが、一度減少すると再生しません。2,000個/mm²を下回るとコンタクト装用中止が推奨され、500個/mm²以下になると「水疱性角膜症」となり、角膜移植しか治療法がなくなります。痛いですね。

装用時間以外にも、以下の行動はNGです。

  • 🚫 カラコンを装用したまま就寝する(NITEの眼障害調査でも原因の上位)
  • 🚫 装用期間を過ぎたレンズを使い続ける(2weekは開封から2週間、使用日数に関わらず廃棄)
  • 🚫 水道水でのすすぎ・保存(アカントアメーバ角膜炎の原因になる)
  • 🚫 過酸化水素タイプの洗浄液でカラコンをケアする(色素に影響し変色・変形するリスク)
  • 🚫 目薬を装用中にさす場合、防腐剤入りのものを使う(角膜への刺激が増す)

2weekやマンスリータイプを使う場合、毎日のレンズケアが命綱といえます。1本で洗浄・消毒・すすぎができる「マルチパーパスソリューション(MPS)」タイプの洗浄液を使うのが便利です。ただし、カラコンの素材によっては対応していない洗浄液もあるため、購入前に確認が必要です。

また、2weekカラコンは開封日から2週間が使用期限です。仮に週に2〜3日しか使わなくても、2週間が経過したら廃棄が原則です。コスパを重視するなら、使用頻度に応じて1day・2week・マンスリーを使い分けることを検討してください。装用時間と期間のルールを守ることが、目の健康を長期的に守る最短ルートです。

参考:コンタクトレンズの長時間装用は危険!装用時間の目安と目に起こること|中央コンタクト(角膜内皮細胞の減少リスクを詳しく解説)

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