アイロン当て布をダイソーで選ぶときに知っておきたいこと
ダイソーのアイロン当て布を高温設定で使うと、110円の布が衣類に溶け付いて数千円の服が台無しになります。
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アイロン当て布がダイソーに売っている場所と商品スペック
ダイソーでアイロン当て布を探しているとき、実は洗濯コーナーか手芸コーナーの目立たない場所にひっそりと並んでいることが多いです。店頭では見落としがちなので、見つからない場合はスタッフに声をかけてみるのが確実です。
商品名は「かけ心地なめらか アイロンあて布」。価格は税込110円で、1枚入りです。スペックをまとめると以下のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 価格 | 税込110円 |
| 材質 | ポリエステル(メッシュ) |
| サイズ | 60cm × 45cm |
| 耐熱温度 | 180℃(本体面のみ) |
| 原産国 | 中国 |
サイズの60cm×45cmというのは、一般的なアイロン台(幅約30~35cm)を余裕でカバーできる大きさです。イメージとしてはA3用紙(29.7cm×42cm)よりひと回り大きいサイズ感になります。
メッシュ状(網目状)になっているため、下の衣類が透けて見えます。これが一番のポイントです。普通のハンカチや布をかぶせると下が見えなくなってしまい、シワがきちんと伸びているか確認しながら作業するのが難しくなります。ダイソーのあて布は透けるから確認できる、というわけです。
また、表面の摩擦が非常に少なく、アイロンがスーッと滑らかに動くのも特徴のひとつ。従来の布製あて布でよくある「湿気でアイロンの滑りが悪くなる」という問題が起きにくいのも、多くのユーザーから支持される理由になっています。両面仕様で、裏表の区別なく使えるのも地味に便利です。
つまり、視認性と滑り心地の両方が優れているということですね。
参考:ダイソー公式ネットストアの商品ページ(スペックや注意事項が確認できます)
アイロン当て布がなぜ必要なのか、ダイソー商品で解決できる理由
そもそもアイロンの当て布が必要な理由を理解しておくと、なぜダイソー商品がコスパに優れているかがよくわかります。
当て布の役割は「生地のテカリや伸びを防ぐこと」です。ポリエステル・ウール・シルク・レーヨンなど熱に弱い繊維を含む生地に直接アイロンを当てると、繊維が溶けたり押しつぶされてテカリが生じます。一度テカってしまった生地は元に戻すのが難しく、大切な服がダメになってしまうリスクがあります。これは痛いですね。
当て布が必要な素材をまとめると、下記のような種類が代表的です。
洗濯タグのアイロンマークの下に「〜」のような波線が書いてある場合は、当て布が必要なサインです。このマークを見落として直接アイロンを当ててしまうのは、実際によくあるミスのひとつです。
ダイソーの当て布を一枚ストックしておけば、こうした素材の衣類を安全にアイロンがけできます。専門店で購入すると当て布は600〜1,500円程度するものも多く、税込110円のダイソー品は費用対効果の面で非常に優れています。当て布は消耗品でもあるので、安価に入手できるのは大きなメリットです。
参考:ブラザーの公式サイトに当て布の必要な素材や選び方が詳しく解説されています
アイロンの当て布はなぜ必要?今さら聞けない選び方、使い方を解説 | ブラザー
ダイソーのアイロン当て布の正しい使い方と注意点
ダイソーのアイロン当て布は使い方がシンプルですが、いくつかの重要な注意点があります。これを知らずに使うと、当て布が溶けて衣類を傷めるケースがあります。使い方の基本手順は以下のとおりです。
- アイロン台の上に衣類を置く
- 衣類の上にダイソーのアイロン当て布を乗せる
- 「ささっと」アイロンをかける
- 当て布を外してシワが伸びているか確認する
最大の注意点は、耐熱温度が180℃であるという点です。家庭用アイロンの高温設定はおよそ200℃に達するため、高温のまま使用すると当て布が溶けてしまいます。綿や麻のシャツには高温(約200℃)が必要なので、ダイソーのあて布はそのまま使えません。この場合は綿製のハンカチや手ぬぐいで代用するか、温度を中温以下に下げて使用しましょう。
また、「同じ箇所に連続してアイロンを当て続ける」「アイロンを乗せたまま放置する」という操作も溶ける原因になります。接着芯を貼り付ける作業のように、一か所に数秒間押し続けるような使い方には不向きです。接着芯の作業にはより耐熱温度の高い当て布(耐熱200℃以上の製品)を選ぶのが正解です。
中温以下に注意すれば問題ありません。ポリエステルのシャツ(適温約140℃)やウールのスーツ(適温約150℃)、制服のスラックスなどには中温設定で十分シワが伸びるので、ダイソーの当て布が活躍する場面は実は多いです。
ダイソーのアイロン当て布の代用品との比較・使い分けのポイント
当て布を急に使いたいのに家にない、という場面は意外と多いものです。代用できるアイテムとダイソー専用品の違いを理解しておくと、状況に応じて使い分けができます。
まず、最も一般的な代用品は白い綿のハンカチや手ぬぐいです。綿は耐熱性が高く(約200℃まで対応)、ダイソー製品では使えない高温設定でも使用できます。ただし、下の衣類が透けて見えないため、シワの位置を確認しながら作業するのが難しいという弱点があります。また、色の濃いハンカチを使うと熱で色移りする可能性があるので、必ず白か薄い色のものを選ぶことが条件です。
次に、クッキングシート(オーブンシート)も当て布の代用として使われることがあります。クッキングシートは透けるためダイソーのメッシュ当て布に近い使用感があり、下の衣類の状態を確認しやすいのがメリットです。耐熱性もオーブン対応品なら200℃以上のものが多く、手軽さも魅力です。ただし、接着芯の貼り付け作業に使用すると糊がシートに付着してしまうリスクがあるという注意点があります。
一方でタオルは代用に不向きとされています。タオルは表面の凹凸(パイル)が熱を遮断してしまい、アイロンの熱が衣類に伝わりにくくなるからです。結果として「なかなかシワが伸びない」という状況になり、無駄に時間がかかります。
代用品まとめを表にすると、以下のように整理できます。
| 代用品 | 透け具合 | 耐熱性 | デメリット |
|---|---|---|---|
| ダイソー当て布 | ◎ よく見える | △ 180℃まで | 高温不可・放置厳禁 |
| 白い綿ハンカチ | ✕ 見えない | ◎ 200℃OK | 作業確認しにくい |
| クッキングシート | ◯ 透ける | ◯ 高温もOK | 接着芯作業には不向き |
| タオル | ✕ 見えない | ◎ 高い | 熱が伝わりにくい |
普段のシャツやブラウス、スーツのアイロンがけには、視認性と滑り心地の面でダイソーのメッシュ当て布が最もおすすめです。高温が必要な綿・麻素材には白い綿ハンカチや手ぬぐいを使う、という使い分けが基本です。
ダイソーのアイロン当て布をもっと活用するための独自の視点
当て布は「シワを伸ばす道具」として使われることがほとんどですが、実はアイロンがけ以外にも意外な場面で役に立ちます。この視点はあまり語られていません。
たとえば、ダイソーのアイロン補修テープを使って衣類の破れを補修するときにも、あて布を活用できます。補修テープをあてた上からアイロンを押し当てる際に当て布をかませることで、テープの糊がアイロンに付着するのを防ぎ、キレイに仕上がります。補修テープもダイソーで購入できるので、セットで活用すると非常に便利です。これは使えそうです。
また、制服のズボンや学生服のスカートのプレスライン(折り目)をキープしたい場合にも、当て布の効果が際立ちます。直接アイロンを当てると生地表面が傷んでテカリが出やすいのに対し、当て布をかませることでプレスラインを崩さずにシャープな折り目が維持できます。子どもの制服メンテナンスに毎日使っている方も多く、110円でその効果が得られるのは非常にコスパが高いと言えます。
さらに、合皮(フェイクレザー)のバッグやブーツのシワ取りにも応用が利きます。合皮は直接熱を当てると変色や剥がれの原因になりますが、低温設定+当て布の組み合わせで表面のシワを軽く伸ばせるケースがあります。ただし素材によっては熱に非常に弱いものもあるため、目立たない箇所で試してから使用するのが原則です。
当て布1枚あれば、補修・プレス・素材保護と3つの用途をカバーできるということですね。110円のダイソー商品をフル活用するためにも、洗濯コーナーの棚にひとつ置いておくことをおすすめします。
参考:ダイソーの補修テープ・アイロン用品の詳細ラインナップ
アイロン用品一覧 | ダイソー公式ネットストア

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