ストレートウィッグを巻く前に知っておきたい基本とコツ
地毛と同じ温度でウィッグを巻くと、毛が溶けて数千円が一瞬で無駄になります。
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ストレートウィッグを巻く前に必ず確認する「耐熱性」チェック
ストレートウィッグに限らず、ウィッグをコテやアイロンで巻く前に最初にやるべきことが「耐熱性の確認」です。これを怠ると、毛が縮れたり、最悪の場合は溶けてウィッグが完全に使い物にならなくなります。
ウィッグの毛材には大きく分けて「人毛」「耐熱ファイバー(耐熱人工毛)」「非耐熱ファイバー(非耐熱人工毛)」の3種類があります。人毛ウィッグは地毛と同様にアイロンを使えますが、耐熱・非耐熱の人工毛では話が全く変わってきます。耐熱ファイバーはメーカーによって異なりますが、一般的に130〜180℃程度の温度まで対応しています。一方、非耐熱ファイバーは文字通り熱に対して非常に弱く、アイロンを当てた瞬間に毛が縮れたり変形したりします。
確認方法は簡単です。商品ページや購入時の説明書に「耐熱」「ヒートレジスタント」「アイロン使用可」などの記載があれば耐熱ウィッグと判断できます。記載が不明な場合は、ウィッグの目立たない箇所から毛を1本抜き取り、アイロンでそっと熱してみてください。縮れや変形がなければ耐熱、縮れるようであれば非耐熱です。
耐熱かどうかで使える道具が変わります。この確認が最初の一歩です。
なお、プリシラなど国内の老舗ウィッグブランドでは、販売するウィッグはすべて耐熱仕様で統一しているケースも多く、購入先によって扱いが大きく異なる点も覚えておきましょう。
ウィッグの耐熱・非耐熱の違いと見分け方について(mywig.jp)
ストレートウィッグを巻く際に適切な温度と道具の選び方
ウィッグをアイロンで巻くときに最も注意すべきなのが「温度設定」です。地毛を巻くときに使う160〜200℃という設定をそのままウィッグに適用してしまうと、ダメージを与えるリスクが高まります。
耐熱ファイバー製のウィッグへの適温は130〜150℃が基本です。耐熱温度が180℃と記載されていても、それはあくまで「耐えられる上限温度」であって、推奨の使用温度ではありません。ちょうどオーブンで「最高温度250℃対応」と書いてあっても、毎回250℃で使うのとは話が違うのと同じです。常に最大限界で使い続ければ、素材は確実に劣化します。
人工毛ウィッグの場合は120〜160℃、人毛ウィッグの場合は100〜130℃程度からスタートするのが安全です。道具は温度設定ができるタイプのヘアアイロンやコテを選ぶのが必須条件です。100均や安価な固定温度のアイロンは、温度管理ができないためウィッグへの使用には不向きです。
| 毛材の種類 | 推奨温度の目安 |
|---|---|
| 耐熱ファイバー(人工毛) | 130〜150℃ |
| 人毛ウィッグ | 100〜130℃(高温はNG) |
| 非耐熱ファイバー | アイロン使用不可 |
コテとストレートアイロン、どちらでも巻くことは可能です。ただしウィッグに関しては、しっかりしたカールを作りたい場合はコテ(カールアイロン)の方が向いています。ストレートアイロンは使い慣れれば外ハネや内巻きを作ることもできますが、初心者にはコテの方が直感的に巻きやすいでしょう。温度管理ができることが条件です。
ウィッグに最適なヘアアイロンの温度は?使い方やケア方法も解説(one-step-wig.jp)
ストレートウィッグを巻くときの手順とカールをきれいにつける方法
適切な温度と道具が揃ったら、いよいよ実際に巻いていきます。ここでは手順を丁寧に確認しましょう。地毛を巻くのとは少しコツが異なるため、順番どおりに進めることが重要です。
①ブラッシングで毛流れを整える
まずウィッグをウィッグスタンドに乗せるか、頭に装着した状態でブラッシングします。毛先から少しずつほぐしていくのがポイントで、絡まりが残ったままアイロンを使うと変な癖がついてしまいます。目の粗いコームを使うと繊維を傷めにくくなります。
②ケアミストをひと吹きする
ブラッシング後、ケアミスト(ウィッグ用のスプレー)を全体に軽くスプレーします。これにより繊維の保護になるほか、カールの定着がしやすくなります。水で代用する場合は霧吹きで軽く湿らせる程度にとどめてください。ずぶ濡れにする必要はありません。
③少量ずつブロッキングして巻く
ウィッグを巻くときの鉄則は「少量ずつ毛束を取ること」です。一度に大量の毛を巻こうとすると熱が均一に伝わらず、カールがまばらになります。鉛筆1本分くらいの太さが目安です。毛束が少なければ少ないほど、きれいなカールになります。アイロンは5〜10秒ほど当てれば十分です。
④アイロンを外したら手のひらで冷ます
これが最も重要なコツです。耐熱ファイバーは「熱が冷める瞬間にカールが定着する」という性質を持っています。アイロンを外した直後の毛束は高温になっているので、巻いた形を崩さないようにアイロンをそっと引き抜き、毛束を手のひらに乗せたまま完全に冷めるまで待ちます。熱いうちにほぐしてしまうとカールが取れてしまいます。
冷ますまで待つことが条件です。焦りは禁物ですね。
基本を押さえる!ヘアアイロンを使ってウィッグを巻く方法(プリシラ公式コラム)
非耐熱ストレートウィッグをカーラーで巻く熱を使わない方法
「持っているウィッグが非耐熱タイプだった」という場合でも、カールをつける方法がゼロではありません。熱を使わず、カーラーと水を使うやり方が有効です。
手順はシンプルで、まず巻きたい部分の毛束を軽く濡らします。水でもウィッグ用ケアミストでも構いません。濡れた状態の毛束をカーラーに巻き付けて固定し、その後ドライヤーの冷風または弱温風を全体的に当てていきます。このときドライヤーの口をカーラーから最低でも15cm以上離すことが重要です。近づけすぎると、非耐熱ウィッグの場合は繊維がダメージを受けます。
乾燥させた後は、一晩そのままの状態で置いておくとカールが定着しやすくなります。翌朝カーラーを外せば、ふんわりとした巻き髪風の仕上がりが得られます。これは夜セットしておけば翌朝すぐ使えるという時短の観点でも便利な方法です。
ただし、マジックカーラーのように毛に引っかかるタイプのカーラーは使わないようにしましょう。ウィッグの繊維が絡まって取れなくなるリスクがあります。なめらかなロールタイプのカーラーが適しています。
また、ホットカーラー(加熱式カーラー)は耐熱ウィッグ・人毛以外には基本的に使えません。「カーラーなら何でもOK」というわけではないので注意が必要です。つまり「道具の種類」ではなく「熱を使うかどうか」が判断基準です。
ウィッグの巻き方と、ヘアアイロンを使用する際の注意点(レディススヴェンソン)
ストレートウィッグのカールを長持ちさせるスタイルキープ術
苦労して巻いたカールが、外出先で数時間で取れてしまうのは避けたいものです。実は、ウィッグのカールは地毛よりもキープ力を高めやすい面もあります。正しいアフターケアを知っていれば、1日中きれいなスタイルを維持できます。
まず、巻き終わったらすぐにヘアスプレーを使ってカールを固定するのが有効です。ウィッグ用に設計されたスタイリングスプレーが最も相性が良いですが、市販の弱〜中程度のホールドスプレーでも問題ありません。仕上げのスプレーはウィッグから20cm以上離して、全体を包み込むようにさっとかけます。
次に保管方法も重要です。巻いたウィッグをそのまま袋に押し込んだり、クルクルと丸めて収納したりすると、次に使うときにはカールが潰れてしまいます。ウィッグスタンドに掛けた状態で保管するのがベストです。ウィッグスタンドが手元にない場合は、内側にティッシュや薄い布を詰めてボリュームを保った状態で保管するのが代替案として使えます。
着用中にカールが取れてきたと感じたら、強くブラッシングしないようにしましょう。指で形を整えるか、目の粗いコームで優しく毛流れを整える程度にとどめるのが基本です。
また、雨の日は特にカールが崩れやすいという点も知っておくと役立ちます。これは地毛のパーマと同様の現象です。雨や湿気の多い日のお出かけには、やや強めのホールドスプレーを使うか、完全なアップスタイルに変えてしまうという判断も賢い選択肢のひとつです。
スプレーとスタンド、この2つを用意しておけば対策として十分です。
カールのキープ力が落ちてきたと感じたら、巻き直しよりもまず保管方法の見直しから始めてみましょう。ウィッグは繰り返しのアイロン使用によって繊維が徐々に劣化するため、日常的な管理で巻き直しの頻度を下げることが長持ちにつながります。

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